「勉強ができるようになる、頭がよくなる、そして心が豊かになる」という方法
読書・読字
頭脳の研究である脳科学の世界では、「脳と読書・読字には相関性がある」
というのは常識だと言われています。日本語の場合、平仮名があって片仮名
があって漢字があります。それで音と文字と意味がそれぞれ微妙にずれてい
ます。脳はこうしたずれがあればあるほどその複雑さに順応するために、高
次の発達を遂げるのだそうです。ですから読書・読字の習慣を早めに身に付
ければ、頭脳が発達する、頭がよくなるというわけです。
もちろん読書・読字の習慣効果はそれだけではありません。「読書は、人
生のすべてが決して単純でないことを教えてくれました。私たちは、複雑さ
に耐えて生きていかなければならないこと。人と人との関係においても、国
と国の関係においても。」これは、美智子皇后のことばです。様々な書物を
読むことで、未知の世界や文化、考えを異にする人々を理解することができ
ます。これが、バランスのとれた思考を育て私たちの心を豊かにする、とい
うことではないでしょうか。
メーメー仔ヤギ